引き続き竹元さんからの情報です。
盛岡や遠野のボランティアセンターでは、ボランティアが必要な被災地まで
ボランティアさんを送り込んでくれるようです。
ーーーーー
●女川から牡鹿半島を見て回ろうとしたがすぐに通行止め。断念。他のルート未確認。
●女川でのボランティアを終えて南三陸を目指すが思わぬ通行止めで迂回を繰り返し
結局たどり着けず。予定を変更し盛岡を目指す。
<交通状況>
・国道398号を南三陸方面に進むが、北上川を渡る橋が通行止めになっており大きく迂回。→30号/国道45号
・国道45号で北上川を渡る(古川橋)が渡ったらすぐ通行止め。
・国道398号の海沿いのルートは通れないらしい(ガソリンスタンドのおっちゃん情報)ので、南三陸に行くには
64号で山越えか、戻って三陸自動車道から迂回して行くしかなかった。
*通行止めが多かったのは23日の大雨による土砂崩れと落石の影響が大きかったようです。
<ガソリン状況>
・女川を出れば問題なく給油可
4月26日(火)ー27日(水) 盛岡・野田村
●盛岡市の社協に行くと、沿岸被災地支援のボランティア募集があり、26日午後に登録を済ませ、翌日6:30に盛岡をバスで出発。野田村へ向かう。
4/27
6:30 ふれあいランド岩手からバスが出発
6:50 盛岡駅の近くのマリオスを経由し、ボランティア40名を乗せ野田村へ
9:30 野田村到着
10:00 支援活動開始
12:00 昼食
13:00 支援活動再開
15:00 活動終了
15:30 野田村出発
18:10 マリオス到着
18:30 ふれあいランド岩手着 解散
<活動内容>
男性3・7・19名の3班と、女性11名とに分けそれぞれに仕事が割り振られる。
主に男性は、瓦礫の撤去・運搬、泥出し、家財道具の移動、掃除など
女性は物資の仕分けを担当。
活動内容は野田村に着くまで詳細は分からず、その時の天候やニーズにより変更される。
この日も移動中に一度班分けをしたが、到着後に再び分け直していた。
ボランティアは盛岡以外からも来ていて、そちらのグループは16:00まで支援活動を
続けていた。
<町の状況>
野田村は小さな村だと聞いていたが、人口の割に土地が広く、津波の被害は広範。
昼休みしか周囲を見て回る事ができなかったので全体像はつかめなかったが、
海岸方面から役場の手前まで、残っている建物はほとんどなかった。
とくに川沿いは津波がかなり上ってきたようで、瓦礫があちらこちらに散乱していた
電気と水は来ている。避難所近くでは仮設店舗(マミーストア)が食料や花などを販売していた。
そのほか村内を移動販売車が回っており、食品を買いにくるおばあちゃんの姿をみかけた。
ボランティアのリーダー(社協の人)の話だと、野田村の人はあんまり急いでないのだとか。
焦らずゆっくり綺麗にしていこうという考えだそう。
<ボランティア状況>
岩手県の沿岸被災地域は県内のボランティアだけで足りている。
被災地に直接訪れても、県外からのボランティアはどこも受け入れしていない。
唯一山田町はNPOが仕切っているので受け入れてくれるかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山田町災害ボランティアセンター
場所:B&G 山田海洋センター
住所:山田町船越 9 地割 10-1
電話:080-5949-7867
HP:http://www.town.yamada.iwate.jp/ (山田町災害対策本部情報)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩手の沿岸の被災地に直接足を運ぶより、
盛岡や遠野から、必要な場所、時に派遣された方が今のところお手伝いしやすいようです。
移動に時間が掛かり活動時間は短くなってしまうが、現地のVCを運営している人数が
どこも5人程度で連日大人数をまとめるほど余裕がない。
物資と同じように、あらかじめ日にちと人数を伝え、まとまった人数送り込むのが
負担が少なく継続もできる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
盛岡市災害ボランティアセンター
住所:岩手県盛岡市若園町2−2/盛岡市社会福祉協議会
電話:019−651−1000
hp:http://www.morioka-shakyo.or.jp/
遠野市災害ボランティアセンター
住所:岩手県遠野市松崎町白岩字薬研淵1-3/遠野市総合福祉センター
電話:0198-637-1001
hp:http://www25.atpages.jp/tonomagokoro/bora1.html
※事前の受付が必要です。hp要確認のこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、竹元さんからのメッセージです。
私も、同感です。
竹元さん、本当にありがとうございました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すでにGWに入っており、どの程度ボランティアが集まっているか分かりませんが、
ぜひ連絡をとってから現地に行かれることをお勧めします。
もし人手が足りているようなら無理にボランティア活動をせず、観光しきてはどうでしょうか。
GW前、岩手県ではほとんど県外の車を見かけませんでしたが、
旅館や温泉、飲食店など営業しているところはたくさんあります。
四十九日も過ぎたことですし、義援金だけじゃなく、現地に行って、お金を使って
帰ってくる。それだけでも十分支援になるのではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿