→German
→English
→Korean
2011年5月18日〜24日までの
小森はるか/瀬尾なつみ2度目の東北移動の報告をブログで情報発信します。
移動した場所で得た情報や、ボランティアセンター情報、再度訪れた場所の状況の変化など伝えていきます。リンクやtwitterでの拡散歓迎です。
●八戸市訪問
前回4月に訪れた場所をもう一度訪れる。
盛岡→八戸(東北道)→宮古市田老→遠野→北上
<八戸漁港、三沢漁港の状況>
・沿岸部に津波のあとがあるが、前よりも綺麗になっている
・ペンションや工場、小さな住宅は浸水のあとがあるが、すべて中のものは撤去されており、空っぽである。
・復旧作業を少人数で行っている、それ以外に人気はない
・山際に大量の瓦礫の山
そこにいらっしゃった方に話をうかがうと、
・砂地が広がっているところも、津波の前は建物があった
・住宅が襲われた箇所もあり、避難されている方もいる。
・瓦礫の山から使用できるもの、高価なものなどを人々が探しにきている。
●野田村、田野畑村、田老
八戸→宮古市田老までの途中による
前回の訪問から1ヶ月半ほど経過
<野田村、田野畑村、田老の状況>
・瓦礫や住宅、倒壊した建物などがほとんど重機によって片付けられた様子
・とても速い速度で広い地区が片付けられた。
※4月始め時点ははたくさんの瓦礫があり、自衛隊、米軍が捜索中であった。
<グリーンピア田老の状況>
宮古市田老地区にある避難所、「グリーンピア田老」訪問
〒027-0373 岩手県宮古市田老字新田148
田老出身、現在グリーンピア田老での避難所運営をされている方にお話を伺う。
・田老地区で被災された方は全員ここに避難している。
・現在600人程の方がいらっしゃり、体育館とホテルと仮設住宅に避難している。
・体育館→とても広く、きれいに仕切りがたてられている
・ホテル→身体に傷害のある方、体調の悪い方、妊婦さんなどがいらっしゃる
・仮設住宅→敷地内に立てられた仮設住宅に少しずつ入居が始まっている
・仮設住宅は6月中には全員分建設されるとのこと
・地域の方が全員同じところに避難しているため、コミュニティができあがっていて、
押し花教室などを始めたり、炊き出しなども今はボランティアではなく避難している方たちが行っている。
・ボランティアの人手は足りている。宮古市から市内在住の方のみ受け付けている。
・ボランティア以外に、イベントなどの持ち込みはグリーンピア田老で直接受け入れている。
・避難されている方とお話したいという場合は、20:30までが面会時間となっている。
今後の問題として
・仮設住宅に移動した方たちが、体育館の時より、まわりとコミュニケーションがとりずらくなる。
心のケアや、定期的に様子を伺いにいく必要がある。
・仮設住宅に入ると同時に支援物資がなくなるが、田老地区のお店なども流されてしまっているため、
買い物にもいけない。車などの足もない。どこまで支援を続けて行くか。
●お話を聞いたタロちゃんのブログ
※元々はドッグリーダーをされていたようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/dogschooltarochan
●田老に関する情報など
「宮古市、田老町の震災による現在の状況」掲示板
http://savemiyako.1616bbs.com/bbs/savemiyako_tree_r_372.html
0 件のコメント:
コメントを投稿